Performance Science音楽医学

音楽家の故障問題

最近少しは聞かれるようになったかもしれませんが、音楽家のための医学的問題を扱う分野、「Musician’s Medicine」というものがあります。日本では音楽家医学と呼ばれていたりもします。

右手に局所性ジストニアを発症したとき、私は当時大学3年生でしたが、今よりももっと情報は少なく、「局所性ジストニアには治療法がなく完治しません」と書かれていたり、「ピアノを弾き続けるのは困難」と言われたり、そういうのを見てとても落ち込んだのを覚えています。

ジストニアとは何か?それが気になって仕方がなく、インターネットで情報を探したりする日々が続いていたのですが、ある時、Musician’s Medicineという言葉を目にしました。その時から私はピアノを弾きたい、というより、なぜ体を壊すのか?ということに目を向けるようになりました。

日本ではまだメジャーではなかったこの分野でしたが、欧米ではPerformance Scienceという音楽家の身体動作を科学的に研究したりする分野があり、Musician’s Medicineもその一つとして音楽家のサポート体制が整えられていました。勿論、スポーツほどではないにしても、こういうことに興味を持つ(あるいは生徒などに興味を持たせる)環境は日本よりもはるかに進んでいるようでした。

日本語の文献はあまり多くなく、探しても予防法を体系的に書いているものは見つけられなかったのですが、たまたま、洋書でしたが楽器ごとになりやすい疾患やその対処法、推奨されるストレッチなどをまとめた本があり、私にとってはかなり良書でしたので、ご紹介したいと思います。

すべて英語ですので、語学が苦手な方にはとっつきにくいかもしれませんが、図も少しあってイメージはしやすいかなと思います。良ければ読んでみてください。

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